お知らせ
卵子提供は、臓器提供ではありませんのでご安心を。
卵子提供、という言葉を聞いただけでは、いったいどうやって卵子の提供をしたり、提供を受けたりするのか見当がつかない、という方も多いのではないでしょうか?
医療技術の中で、何かの提供、というと、今まで一般的に知られてきたのは、腎臓や心臓、といった臓器の移植のお話かもしれませんね。
ですから、臓器の摘出をするには大手術が必要なのかもしれないから提供する側もものすごく大変、とか、脳死状態でなければ提供ができないのではないのか、とか、卵子ドナーさんも入院しなくてはならないの、とか、いろいろ心配される方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、卵子提供はそういった臓器提供とは、全然、違うものなのです。
だから、卵子ドナーさんについては:
■ 提供のために卵巣の摘出は一切しません。
■ メスを使うような大手術もしません。
■ もちろん、死んでから(脳死状態)ではないと提供できない、とかそういったこともありません。
つまり、卵巣を摘出してその卵巣を別の女性に移植したり、卵巣の組織を切り取って別の女性に移植したり、といったことは、全くないのです。
だから、卵子ドナーさんが卵巣をまるごと提供してしまってドナーさんに卵巣がなくなったり、ドナーさんが卵巣がメスで切り刻まれたり、といったことは一切ないのです。
では、卵子提供というのはどうやって行なわれるのでしょう?
卵子提供プログラムで行なわれるのは、「卵子」という生殖細胞を卵子ドナーさんからいただいて、それを、日本を含む世界中で一般的に行なわれている不妊治療の一種である「体外受精」という技術で、父親になろうとしている男性の精子と体外受精させ、受精卵を得て、その受精卵(胚)を、母親になろうとしている女性の子宮に移植す、その女性が妊娠・出産に挑戦するのがこのプログラムです。
もちろん、卵子ドナーさん自身は、卵子という生殖細胞を提供するだけで、自分で妊娠する必要は一切ありません。もちろん、性交渉などは、まったくもって一切ありません。有名な最先端医療を行なう病院で、採卵処置を受けていただく治療プログラムに参加していただくのです。
こんなこと、ご存知でしたか?
女性は、毎月の生理があるごとに、実はいくつもの卵子を流してしまっています。受精していれば胎児として育ったかもしれない卵子は、受精という事象が起こらない限り、そのまま生理とともに流れてしまいます。そのようなとき、流れてしまう卵子は一個だけではなく、数個から20数個程度の「グループ」が一緒に流れてしまうのです。
そんなふうに、生理とともに流れてしまう予定だった卵子を「無駄にせず、提供していただく」というのが卵子提供プログラムなのです。
だから、ちょっと変な言い方かもしれませんが、無駄になってしまう卵子を「リサイクル」する、ことで生殖医療上、大変意味のある「いのちへの貢献」ができてしまう、言えるのではないでしょうか?
卵子というのは「生殖細胞」であり、臓器ではないので、卵子ドナーさんの卵巣はそのまま残りますし、提供を受ける側にも「拒否反応」などは起こりません。
言ってみれば、卵子ドナーさんは、日本を含む世界中で一般的に行なわれている「体外受精」という治療技術において、「採卵はしたけれど、受精卵は子宮にもどさない」という医療技術を受ける、と考えていただければ簡単かもしれません。
卵巣という臓器をまるごと提供してしまって失くすのでは決してありません。
どちらにしても流してしまう予定だった卵子のグループを、赤ちゃんが欲しいのに妊娠できずに苦しんでいる他の女性のためにプレゼントしていただけたら、これ以上のすばらしい「いのちの贈り物」はないのです。
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